般若心経とは


そもそも般若心経とは、元は「大般若波羅蜜多経」という、
およそ600巻にも及ぶ膨大な経典でした。

その膨大な「大般若経」の内容を簡潔に276文字で表した経典が般若心経です。
大乗仏教の中心的な思想である「空(くう)」を説くもので、
日本では主に玄奘三蔵訳が用いられています。


ちなみに「般若波羅蜜多心経」の意味は、
原語のサンスクリット語で分解すれば、
「般若=プラジュニャー(最高の智慧)」
「波羅ム=ハラム(彼岸=悟り)」
「イ多=イター(渡る)」ですから、「彼岸へ渡るための智慧」となります。
これに「心=フリダヤ(核心)」が加わって、
「プラジュニャーパーラミターフリダヤスートラ」(スートラ=経=教え)
つまり、「悟りをひらくための智慧を説いた教え、その核心」という意味になります。